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2009-04-09 Thu
第二話 O茶ノ水へGO!!DEEP PURPLEでROCKに開眼し、
ANTHEMの柴田直人氏がきっかけでベースに興味を持った僕は、
大学生になった頃、実家から自立するために貯めていた貯金を切り崩し、O茶ノ水の楽器店へベースを買いに行ったのだった。
前回も書いたように、僕は周りに楽器をやっている友達が皆無だったので、誰に相談することもできずとりあえず楽器店に出向いたわけである。
「楽器といえば、O茶ノ水だ!」という短絡的な発想で。
そこで、店員さんに勧められるがままベースを購入。
フェンダージャパンのプレシジョンベース、驚きの12点セット!!
色はブラックボディにホワイトピックガード、メイプルネックのメイプル指板。ボディ材はおそらくバスウッド。
今になって思えば、ここがベーシストとしての分かれ道だったと思う。
最初にジャズベース(タイプ)を買うか、プレシジョンベース(タイプ)を買うかで、その後のベース選びの基準が決まると思うのだが………。
それ以来、僕は今でもプレシジョンベースのず太い音が大好きだし、その後購入したベースもピックアップはハムバッカータイプ、フロントピックアップ上でピッキングするスタイルが身についてしまった。
そして、ここからベーシストになるべく練習の日々がおとずれる!
かと思いきや、まず弦楽器奏者が必ず最初にぶつかる壁が!
そう、チューニングである。
当時の僕は、弦楽器はチューニングしないといけないということはわかっていたのだが、
どの弦をどうチューニングしたらよいかがわからなかった。
とりあえず、セットに付属していたチューナーを使い、チューニングしてみる。
針がついているが、どうも動かない……。
チューナーの裏を開けてみる。「あ!!電池が入ってねぇ~!」
あわてて電池を購入し、セットする。
常識的に考えれば、真ん中に針がくればよいはずだが、なぜか真ん中に針が来ない。
今思えば、なんとチューナー自体が壊れていたのだった!
まったくのド素人で楽器をやっている人が周りにいない環境の僕は、チューナーが壊れていることにも気がつかず、そういうものだと思っていたのだった。
その後、スコアなどを買ってきて弾いてみようと思うが、なにせチューニングがあっていないものだから、TAB譜どおりに押さえてもCDと同じようになるはずもなく、ただひたすらにつまらない………。
という残念な結果に陥ることになるのだった。
しばらくして、お金を貯めた僕は、実家から出てひとり暮らしをすることになる。
ベースも一応もって行くことにした。
しかし………!?
つづく。