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2012-07-17 Tue
いや~暑いですねぇ~。去年は見事に夏バテしまして、今年は頑張ろうと思っているんですが、はやくもやる気が起きなくなりつつある今日この頃。
さて、例のごとくそんな導入はいっさい関係なく、本題へ。
今回は超長文のため、よほど暇な人意外は時間の無駄でしょう。
ただ、一部のマニアック過ぎる方は必見です!
ミュージシャンというもの、みんなそれぞれ自分の音楽的なルーツを持っているもの。
ワタクシの場合、70年代ロックとプログレッシヴロック(まぁ要は伝統のブリティッシュロックですな)がルーツなわけですが、さらにそこから遡り、音楽的な原体験(とでも申しましょうか)は、幼少時代に聴いていたアニメ/特撮系の主題歌やゲームミュージックだと思います。
というわけで、今回から新ネタの不定期連載シリーズ!!
「私的名曲マニアックレトロゲームミュージックをご紹介~!」でございます。
勿論、ワタクシが選ぶのだから、決して誰もが知るような大作ゲームは出てきません。
本ブログをご覧になられているマニアックな方々の中で、ゲームミュージックが好きで且つロックが好きという極めてピンポイントの少数派諸兄に送りたいと思います。
それでは、長い長い前置きの末、第一回目の今回は、コチラ!!
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その昔、ファミコンディスクシステムで発売され、ヒットしたKONAMIの「悪魔城ドラキュラ」シリーズのハードロックアレンジ盤でございます!!
このドラキュラシリーズは、いろいろなハードでシリーズ化されていていますが、僕は最初のディスクシステム版の音楽にまさに度肝を抜かれました!なんというカッコ良さ!
この時代のKONAMIは音楽にかなりチカラを入れており、サウンドチームの矩形派倶楽部が担当するものはどれもカッコイイものばかりでした。
そして、今回のコチラのアレンジを担当するは、当時LOUDNESS加入前の柴田直人氏(現ANTHEM)!!
ドラキュラの持つバロック調の楽曲を見事にハードロック/ヘヴィメタルにアレンジしております!
クラシカルでバロック調だけに、ともすると凡庸な様式美メタルになってしまいそうなところを骨太のメタルサウンドに変えているところが完璧主義者柴田氏の真骨頂ともいえるでしょう。
選曲、アレンジセンス、演奏とすべてが高水準!!
しかも、柴田氏はアレンジのほかにベースはもちろんギターもプレイしておりまして、ファンでなくとも貴重な音源であります!さらに、演奏クレジット・柴田直人プロジェクトの面々も渋すぎる人選で、「ドラキュラバトルⅠ」にはGに清水昭男(ANTHEM)、名古屋の老舗バンドSNIPERの日下部バーニー正則、Keyに高浜祐輔。「ドラキュラバトルⅡ」には、Gに知る人ぞ知る元メフィストフェレス工藤恭司、アークストーム結成前の大田カツ、ANTHEMのギターオーディションで最終選考まで残ったサウスポーの斎藤和正、Keyに盛山浩一というジャパメタマニアの中のマニア垂涎の間違いのないメンツです!その辺の調子に乗ったフュージョン上がりのスタジオミュージシャンでは出来ないモノホンのロックサウンドが聴けます。
個人的には「ドラキュラバトルⅡ」のほうが捨て曲もなく、とくにギターバトルがアツくてカッコイイと思います。
18年前の作品(オリジナルは25年位前)ですが、未だに色あせること無く普通のインストハードロックアルバムとしても聴けます。
ドラキュラファン、メタルファンどちらのマニアにもオススメの名盤である。
是非ご一聴。
昔のゲーム音楽って良かったなぁ~。
ここまでの超長文に付き合って頂き誠にありがとうございます。
そんなあなたも相当マニアックですな。
第二回はいつになるやら…それでは!